受験勉強を頑張れないときにすべきこと【環境を変えよう】

受験勉強を頑張れないときにすべきこと【環境を変えよう】
受験勉強を頑張れないときにすべきこと【環境を変えよう】
佐保田 晃功 (あっきー)
佐保田 晃功 (あっきー)

「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。

こんにちは。合格への道のあっきーこと佐保田です。

受験勉強を始めて1,2か月経つとこんな気持ちになりますよね? 「勉強頑張れないな、、、」

前に「【合格以上の目標を】受験勉強のモチベーションを上げて時間を増やす方法」でモチベーションを上げる話をしたので見てほしいのですが、これは精神的なお話です。

もっと目に見える物理的なお話ができればなと。

ということで、今回は受験勉強を頑張れないあなたに向けて、すぐに取り入れられる勉強が頑張れる方法をお伝えしようと思います。

受験勉強環境を変えましょう

さっそく結論を言いますと、受験勉強を頑張れないときは環境を変えましょう。

ここで言う環境は、勉強場所に限らず、勉強方法や勉強するときの身の回りのもの、さらには習慣もすべて含みます。

なぜ環境を変えることが大切なのか

人の行動、思考は9割が環境に依存しているといっても過言ではないです。

例えば、日本人とアメリカ人では文化も言語も違いますね。当然です。 しかしこれは生まれた子が日本人やアメリカ人の遺伝子を持っていたからでしょうか?

違いますよね。日本で育ち日本語に触れてきたから、アメリカで育ち英語に触れてきたからこのような違いが生まれているわけです。

つまり環境です。

これは、受験勉強でも全く同じです。 成績が良く勉強を頑張れる人は「成績が良くなれる、勉強を頑張れる環境」に身を置いているわけです。

何かをやる、そして成功するにはそれに合った環境に身を置くことが一番重要なのです。

意識だけでは受験勉強は頑張れません

このようなやる気が出ない、頑張れないといった悩みの回答には精神論なものも多いです。

  • 「小さな目標を立てる」
  • 「合格後のイメージを膨らませる」
  • 「勇気出る本、音楽などを見たり聞いたりする」
  • 「少し気分転換する」

もちろんこれらも意味あることです。 しかし、こういったものは一時的なものになりがちでまたやる気をなくすことが多いです。

人間の意志は弱いもので、環境にかなり依存しています。 なので環境をガラッと変える必要があるのです。

勉強の環境を変える方法

では具体的にどう環境を変えればいいのでしょう? まず目標として「勉強を頑張れる」「成績が上がる」を基準にして、 そしてカテゴリーとして「場所」「勉強法」「習慣」の3つで考えます。

では、私がおすすめする環境改革は以下の3つです。

  • 場所:勉強以外にすることがない空間を作る(一緒に勉強できる仲間がいるとベスト)
  • 勉強法:アクティブラーニングを取り入れる
  • 習慣:「30分勉強」を取り入れる

勉強を強制できる場所を作る

ちょっとスパルタっぽいですが、受験勉強を頑張れないなら半ば強制的に勉強する環境に身を置くのが一番です。

つまり勉強以外に誘惑がない場所です。

良い例は学校や図書館や塾ですね。 私は高3のときは平日休日問わず学校で勉強していました。 学校だと勉強以外あまりやることありませんからね。

悪い例は家ですね。 家にはゲームなど誘惑が多いので、気づいたらやる気をなくしがちです。

また勉強場所に同じように頑張ってくれる仲間が1,2人いるとなお良いです。

頑張ってる人がいるだけで自分も頑張ろうと思えます。 さらに、何かあれば質問もすぐできるし、ちょっと疲れたと思ったら雑談したりして適度にリラックスできます。

もっと言うと、自分より成績が上の人と一緒に勉強するとベストです。 よくある話で「自分の年収は自分がよくつきあう人たちの年収の平均」というのがありますが、勉強も同じです。

成績が良い人は上手な勉強法や問題の解き方をしているので、それを吸収できるわけです。

まずは勉強しかできない環境で、仲間と勉強しましょう。

勉強法としてアクティブラーニングを取り入れる

これは勉強法の話になりますが、アクティブラーニングを取り入れることをオススメします。

アクティブラーニングについては「【たったこれだけ】大学受験に合格するために必要な勉強法」で詳しく説明していますので必ずチェックしてください。

完結にいうと、「思い出そう」とする行為を常に意識して勉強に取り組むことです。

特に人に教えるために勉強するのがかなり効果的です。 先ほど仲間と勉強すると良いと話したのも、誰かがいれば「教える勉強法」ができるからです。

アクティブラーニングができると成績がグンと伸び、その成功体験が勉強を頑張ろうと思うきっかけにもなるので、ぜひ取り入れてください。

25分の勉強と5分の休憩を繰り返す

また**「30分勉強」**を習慣として取り入れると良いです。

これはポモドーロテクニックとも呼ばれていて以下のように勉強する方法です。

  • 25分勉強する(集中モード)
  • 5分休む(リラックスモード)
  • これを1ブロックとして4ブロック行う
  • 4ブロックを1セットとして、1セットごとに20分ほどの長めの休憩を取る

人の脳は怠け者でして、最大でも90分しか集中が持ちません。 多くの方は30~60分が限界だと思います。

となれば、2,3時間頑張ろうとするのではなく、潔く集中する時間を限定して細かく時間を区切った方が良いですね。

それをうまく取り入れたのがこのポモドーロテクニックです。

私は受験生のときはこれを知らなかったのですが、知っておけばよかったと後悔しています。 やはり2,3時間やろうすると、早い段階で集中が切れてしまって、それでも休憩なしに無理に頑張ろうとすると効率が悪くなってましたからね。

「25分+5分」としましたが、「45分 + 10分」や「90分 + 20分」など自分がやりやすそうな時間を設定しても良いです。

特に本番は試験時間が90分とかありますから、これに慣れる意味でも「90分 + 20分」などを取り入れると良いですね。

受験勉強は環境から。そうすれば頑張れるし合格できる

ということで、受験勉強を頑張れないなら環境を変えましょう、というお話でした。

意外と「頑張らないと、、」と精神に訴えかける人が多く、環境に目を向けないことが多いです。

とにかく環境から。ちょっとの変化で一気に頑張れるので、今日説明した内容を1つでもいいので環境づくりをしてみましょう。

「合格へ向かって一歩ずつ」 今日はここまで。

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