【合格以上の目標を】受験勉強のモチベーションを上げて時間を増やす方法

【合格以上の目標を】受験勉強のモチベーションを上げて時間を増やす方法
【合格以上の目標を】受験勉強のモチベーションを上げて時間を増やす方法
佐保田 晃功 (あっきー)
佐保田 晃功 (あっきー)

「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。

こんにちは。合格への道のあっきーこと佐保田晃功です。 現役で早稲田大学に進学し、早稲田大でトップ10に入る成績を納めた実績があります。

受験勉強ってつらいですよね。 勉強に時間を費やさないといけないのに、やる気も出ないという気持ちはすごくわかります。

となれば、どうやってモチベーションを上げられるか知りたいですよね?

そこで今回は、あまり知られていないけど効果絶大なモチベーションを上げる方法をお伝えしたいと思います。

大きな目標を掲げることが勉強のやる気を生み出す

勉強に限らずですが、大きな目標をもつほどモチベーションが上がることが実験などで示されています。

ここでいう大きな目標というのは単に「合格したい」とか「お金を稼ぎたい」というものではなく、「政治家になって日本を変えたい」や「医療研究をして不治の病の薬を開発したい」といった、社会貢献レベルの目標を言います。

テキサス大学での実験で効果を実証

テキサス大学でこんな面白い実験がありました。 高校生に対しこんな質問をしました。

  • 今の社会の問題点を考えてみてください
  • その問題に対し学校で学んだことを活かせないか?

これらを考えた学生が後の勉強の姿勢を見てみるとこんな結果が出たんですね。

  • スマホなどに使う時間が減り、勉強時間が2倍になった
  • 成績が他の学生に比べて上がった

つまり勉強へのモチベーションが上がり結果勉強時間が増えたんです。

なぜ自己超越目標がモチベーションにつながる?

ポイントは自己超越目標にあります。 つまり、社会レベルで考えた目標を持つことがモチベーションにつながるんです。

勉強は意味が見いだせないと楽しくもないしやる気も出ません。 意味をつけられるのがこの自己超越目標なのです。

欲求レベルが高いとやる気が生まれる

繰り返しになりますが、目標は「高いレベルであること」が重要です。

心理学でマズローの5段階欲求というのがあります。 人間の欲求は段階があって、一番下の欲求が「生理的欲求」、一番上が「自己実現の欲求」です。

欲求が下であるほど満たすのが楽な分、当たり前になってしまいそこについて関心がなくなってしまいます。

勉強は「自己実現の欲求」を満たすのに必要です。

そして自己超越目標はまさに、「自己実現の欲求」あるいはそれ以上の欲求を満たすための目標になるので、欲求の観点からみても自己超越目標を立てるのは理にかなっていますね。

名を残す人は誰もが社会貢献を考えている

また、歴史上あるいは現在で名が知られている人は例外なく勉強を常にしています。 テレビに出る社長さんとか、尊敬している人を思い浮かべてみてください。 その誰もが社会貢献といった目標を掲げて活動されていると思います。

実はわたしも最初に始めたビジネスが受験物理のブログの運営でした。 今も運営していますが、その想いは「学校のわかりにくいノウハウを一新したい」や「自分が第一志望校に落ちてしまったけど、これからの高校生には受かってほしい」というものでした。

これも自己超越目標ですね。その結果、様々な勉強のモチベーションが上がったんですね。

受験勉強がはかどる具体的な目標設定とは?

ということで、高い目標を持つことが勉強のモチベーション上げることになるのがわかったと思います。

となれば今ここで目標設定をしてほしいなと思います。 ですが、いきなり難しいですよね?

具体的に以下の点から考えてみてください。

  1. 今の世の中をもっと良いものに方法はないか?
  2. 自分にとって何が大切か?
  3. 学校の勉強がどう活かせるか?

ちょっとでも社会が変わるような目標を考えてみる

1については規模は大きくても小さくても構いません。 「不治の病に効く薬を開発したい」という大きな目標でもいいですし、「近所のポイ捨てが多いから解決したい」という身近な小さいことでもいいです。

社会貢献になるものであれば十分です。

社会貢献が難しかったら自分の価値観で考えてもOK

もし社会貢献できる目標が難しかったら、自分の価値観で考えても大丈夫です。 「親、兄弟を大切にしたい」とか「自由でありたい」などでも構いません。

それが結果的に社会貢献につながる目標に変わるかもしれませんから。

目標に向かって学校の勉強がどうつながるか考えてみる

最後に、今の勉強がその立てた目標にどうつながるか考えてみてください。 「不治の病の薬開発」であれば化学は必須でしょうし、社会で見れば法律なども関わってくるでしょう。

薬開発となれば理系に進むと思いますが、理系の方は社会科が嫌いな人が多いと思います(私含めて)。 しかし、このような目標があると、社会の勉強も必須だとわかり勉強しようと思えるわけです。

実際に必要かどうかは考える必要ありません。 自分が関係あるなと思えばそれだけで勉強へのモチベーションは上がりますから。

以上を今ここで、そして勉強に取り掛かる前に10分程度で良いので考えてみてください。

「合格へ向かって一歩ずつ」 今日はここまで。

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