【意外!?】受験勉強で最初に何するかわからない人がやるべきこと

【意外!?】受験勉強で最初に何するかわからない人がやるべきこと
【意外!?】受験勉強で最初に何するかわからない人がやるべきこと
佐保田 晃功 (あっきー)
佐保田 晃功 (あっきー)

「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。

こんにちは。合格への道の責任者のあっきーこと佐保田です。

受験勉強は志望校の過去問から始めよう

受験勉強を本格的に始めるとなったときに最初にやるべきことは、第一志望校の過去問を解くことです。

「教科書や問題集ではなく、いきなり過去問?」 と思ったかもしれませんが、これが一番最適なスタートダッシュだと思っています。 実際に私も第一志望校の最新の過去問を解くところから始めました。

このようにする理由はゴールと現状を分析するためです。

やみくもに勉強しても受験は負けます

受験勉強において計画は非常に重要です。高校3年生からスタートした場合1年も勉強期間はありません。

たった1年で高校3年間の内容を完璧にするのは無理です。

ただし、受験は点数で決まります。 つまり点数が取れれば無駄に勉強はしなくていいということです。

例えば、数学でデータの分析の分野が志望大学で一度も出題されていない場合、そこに時間をかける必要はありませんよね。なぜなら出ない以上点数にならないからです。

このようなことを知るために過去問を解く必要があるのです。

現状を知ることで勉強に集中できる

過去問を解くことでゴールがわかりますが、同時に自分がゴールとどれくらい離れているかという現状もわかります。

これがわかると自然と勉強へのモチベーションが上がります。

ほとんどの受験生が過去問を解くことで「今のままでは到底合格できない」と感じますが、この明確な「マズイ」という感情がもっと勉強しようと思うきっかけになるのです。

もし過去問を解かないと「まずいなぁ」となんとなく思うだけになってしまい、これでは勉強に入っていかないです。

定期テスト3日前くらいになって急に焦る経験がある人も多いと思いますが、これと全く同じです。

人間は明確な動機がないと動けないのです。

最初の赤本でやるべきこと

最初に赤本をやることが大事なのはわかっていただけたと思います。 では具体的に何に意識をしたらいいか? 以下の4つに着目してみてください。

  • 5年分は解いておこう
  • 問題の傾向を知ろう
  • 難易度を把握しておこう
  • 試験時間なども体験しておこう

ある程度把握するべく5年分は解こう

過去問を解くといっても1年分だけでは何も把握できません。 もしかしたらその1年分だけ難易度が低く、現状でもある程度解けてしまったということもあり得ます。

様々な傾向を把握するためにも最低でも5年分は解いておきましょう。

出やすい分野、どういった形式の問題が出るのか傾向を見る

問題は大学によって全く異なります。 問題の形式、出やすい分野などが全然違うんですね。

例えば東工大の数学ですと、大問が5,6問で構成されていて、誘導はほとんどありません。また、2問は微積が絡むことが多いです。

しかし、これは全大学に当てはまるわけではありません。

このような傾向を知ることで、自分がどの分野に時間をかけるべきなのかが明確になっていきます。

どれだけ難しいかも把握しておく

先ほどの傾向に似てますが難易度も把握しておきましょう。 この難しいというのは、2つ要素があって、「複数の分野にまたがる」と「イメージがしづらい」という要素です。

1つ目の要素については、例えば微分だけわかればいいという問題と、ベクトルと微分積分を使わないといけない問題では、後者の方が必要知識が多いですし、この2つを使うという気づきがないといけないので難易度が上がります。

2つ目についていえば、例えば英語の文章で恋愛に関する文章と、アメリカの政治に関する文章では後者の方が一般的に難しいと思います。身近でない分イメージがしづらいからです。

このようなどのように難易度が高いのかも過去問を通して把握しておきましょう。

本番さながらの体験をしておく

また、受験は当日の作戦も重要です。 特に時間配分は合否に大きくかかわってきます。

しかし試験時間は大学ごとそして科目ごとに違います。

実際の時間で解いてみて時間がどれだけ足りる・足りないかを肌で感じることで、当日の作戦を立てやすくなります。

以上4つの観点に注目してやってみてください。

いきなり過去問やってはもったいない?

初めに過去問をやることでこんなデメリットが思い浮かぶかもしれません。

  • 過去問を先に解くと問題を覚えてしまって、試験直前で解くときに効果が薄れる
  • 初めの状態で解いても習ってない分野もあるし解けないのはわかっているから無駄では?

1つ目については、過去問は何十年分もあるので最初に解いたからといって問題がなくなることはありません。

また演習は問題集で十分です。赤本は問題集というよりは、勉強計画や傾向分析といった資料としてとらえる方が良いです。

2つ目については、そもそも赤本を使う理由が現状分析にあるので問題ありません。 最初はゼロ点でも全然大丈夫です。それでも、「今の実力はこれくらいか」とわかることで十分な成果なのです。

さっそく赤本を解いてみよう

ということで、受験勉強の最初は赤本から使ってみましょう。 そこから分析をして計画を立てたうえで、自分の参考書や問題集を駆使して点が取れるよう勉強していきましょう。

「合格に向かって一歩ずつ」 今日は以上です。

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