【理系】大学受験生が夏休みにやるべきこととは?勉強時間など教えます!
「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。
こんにちは。合格への道です。
7月になっていよいよ夏休みが来ますね。 大学受験生にとってはこの1か月の夏休みはとても重要で、夏休みで合否が決まると言われるくらいです。
と言われても実際何をすればいいのかわからないという方も多いと思います。
そこで今回は高校3年生が夏休み中に何をすべきか、また勉強のモチベーションを保つ方法について教えていきますね。
夏休みは受験生にはとても重要
繰り返しになりますが、受験生にとって夏休みは非常に重要です。 まず夏休みが高校生がなぜ重要なのか、理由は3つあります。
- 長期休暇として一番長い
- 夏休み明けが一番伸びる
- 秋から直接的な入試対策が増える
長期休暇として一番長い
一般的に長期休暇は夏休み、冬休み、春休みがありますが、一番長いのは夏休みです(学校によっては年末から入試本番まで休みにするところもありますが)。
つまり、自分で勉強する期間が最も長いということです。 学校の授業は良くも悪くも皆が同じレベルで同じ内容を学びます。 ただ受験は人によって志望校や入試形態が異なり、レベルや入試科目が異なるので各々やるべきことも当然違ってきます。
その「自分に合った対策」ができる最も長い期間がこの夏休みとなるわけです。
入試に直接つながる勉強ができるため夏休みは重要なのです。
夏休み明けが一番伸びる
また多くのデータから夏休み明け、特に10月ごろに一気に実力が伸びてきます。実際に私もこの経験はあります。
私は理系だったのですが、夏休み中はセンター試験(今の共通テスト)模試で数学・物理・科学の点数が半分前後でした。
ですが夏休みが明けた最初の模試ではそれぞれ8,9割取れるほど力が伸びていました。
夏休みに頑張って勉強すると偏差値が10~20一気に上げるのも十分可能です。
夏休み明けにライバルと差をつけるためにもこの期間の勉強は重要です。
秋から直接的な入試問題対策が増える
夏休みが明けると学校でも塾でも本格的な入試対策が行われます。 入試問題は難しく、また慣れも必要です。 今まで参考書や問題集で基礎固めをしていたところから、実際の入試問題を解ける応用力をつける対策が夏休み以降始まります。
したがって夏休みのうちに本格的な入試対策に入れるほどの実力をつけておく必要があります。
夏休みは次のステップに進むためにも重要な準備期間でもあるのです。
大学受験生が夏休みにやること
このように夏休みは大学受験生にとって大変重要な期間だとわかったと思います。
では具体的に何をすべきか知りたいですよね? 私の経験や過去の合格者のデータから4つやるべきことをご紹介します。
- 基礎固めはとにかく徹底的に
- 苦手科目は克服
- 試験を見据えた勉強をする
- 正しい勉強法を確立する
基礎は徹底的に行う
まず基礎固めは徹底的に行いましょう。 先ほどもお伝えしましたが、秋以降は応用問題の演習が増えていきます。 応用力を養うにもまずは基礎からです。理系科目は特にです。 もし基礎があやふやだと思ったらそこは徹底的に固めていきましょう。
ちなみに基礎ができているかどうか確認するおすすめの方法は以下の通りです。ぜひやってみてください
- 今ある問題集を適当に開く
- そのページの問題を解く
- 問題が解けず解答を見たとき、知っていた基礎的な内容だった場合は基礎があやふな証拠です!
- 参考書を読み直しておさらいしましょう
苦手分野は優先的に克服する
入試は点数がすべてです。1点でも多く点数を取った人が受かります。 点数を伸ばす一番早い方法は苦手分野を克服することです。
得意科目で点数を稼ぐ方が一見よさそうですよね。ここで例を出してみますね。
- 数学が得意でいつも満点取れるが国語と英語は半分しか取れない
- 得意、不得意科目はないが英数国すべて7割は取れる
前者は100+50+50=200点ですが、後者は70+70+70=210点です。 バランス型の方が総合点数は高くなるわけです。
また前者の人で得意の数学を伸ばそうとしてもすでに満点を取れるわけですからこれ以上点数を伸ばすことができません。 しかし国語と英語は半分しか取れていないので、少し勉強すれば6,7割取れるレベルになれます。
このように苦手分野を克服すると総合点数が上がりやすく、合格に一歩近づくのです。
模試はたくさん受けよう
夏休み中は参考書と問題集による勉強が増えると思いますが、なるべく模試も受けましょう。
模試は今までの理解度チェックにもなりますし、入試を体験できる唯一の場でもあります。
夏休みが明けるともっと忙しくなりますのでこの夏休みのうちにできる限り模試を受けておくことがおすすめです。 目安は月に2回です。
またこの時期から様々な模試が出てきます。大まかに3つです。
- 共通テスト模試
- 記述式模試
- 〇〇大模試
それぞれ受けることをオススメします。
特に「東大模試」や「北海道大模試」のような各大学に特化した模試もあり、これはぜひ夏休みの段階で受けておいてほしいですね。
正しい勉強法を確立する
夏休みは自分で勉強する分、勉強の仕方も自分で考えなければなりません。 いくら良い参考書や問題集を持っていても、知識を定着させる方法や集中できる時間配分などがわかっていないと意味がありません。
夏休み中に勉強しつつ勉強法も見直すことで、その後も自習するときに非常に役立ちます。
勉強法については私たち「合格への道」がサポートをしています。 誰もが意識していないけど重要な環境づくりや勉強法、入試対策など大学受験をサポートするサービスを提供しています。 合格への道詳細はこちら
受験生が夏休み中にモチベーションを保つ方法
夏休みは1か月ほどあります。ひたすら勉強をする毎日なのでどうしてもモチベーションが下がりやすいです。
そのためモチベーションを保つ方法も知っておきましょう。 私がおすすめするモチベーションを下げない方法を4つ紹介します。
- 学校や塾などを利用して勉強しよう
- 2,3人の勉強仲間を確保しておこう
- 計画的な息抜きを取り入れよう
- オープンキャンパスに行ってみよう
学校や塾などを利用して勉強しよう
家で勉強をすると誘惑が多くだらだらしてしまうことが多いです。 家で勉強する環境が整っているのであればもちろん良いのですが、そうでない場合は学校や塾で勉強するのがおすすめです。
夏休みも開放している学校は多いですし、学校や塾で常に勉強している受験生からするとそこに行くだけで勉強しようと思う気持ちになります。
また先生もいますので何か質問などがあったときにその場で聞けるのも大きいメリットですね。
2,3人の勉強仲間を確保しておこう
こちらは意見が分かれるところですが、私は数人の勉強仲間はいた方が良いと思います。
- 互いに刺激し合えるのでレベルが上がる
- 質問したり教え合うことで知識が深まる
- メンタルが安定する
実力が上がるのはもちろん、一人で孤独に勉強するよりは誰かと一緒に勉強するほうが精神的にも楽です。
ただし、勉強仲間はしっかり選びましょう。 一緒にいても全然勉強しなかったり、ついつい喋って時間が経ってしまうようであればそれは勉強仲間ではありません。
お互いに切磋琢磨できるような人を2,3人探してみましょう。
計画的な息抜きを取り入れよう
受験勉強はいくら勉強しても時間が足りず「もっと勉強しなきゃ」と休憩も取らず勉強する方がいます。 しかしこれはあまりよくありません。適度な休憩を取るようにしましょう。 休憩には様々なメリットがあります。
- 15分の仮眠だけで集中力が戻る
- 勉強しない時間を作ることで学んだ内容が整理される
- 軽い運動をすることで記憶に残りやすい
休憩するときの注意点として、計画的にとることです。 なんとなくSNSを見たり、時間を決めずに休憩してしまうと1時間も経ってしまうこともよくある話です。
「疲れたら必ず15分仮眠をとる」のような決めごとをいくつか作って息抜きをはさみましょう。
オープンキャンパスに行ってみよう
夏頃になると各大学でオープンキャンパスが行われます。ぜひ志望大学のオープンキャンパスには参加してみましょう。
実際に行ってみてわかる大学の特色や、ちょっとした模擬授業に参加してわかることもたくさんあります。
そして何よりモチベーションがものすごく上がります。
勉強はモチベーションが大きく関わってきますので、情報収集とモチベーションアップのためにもぜひ参加してみましょう。
夏休みを一緒に乗り切りましょう!
いかがでしたか? 夏休みは受験の登竜門です。1か月頑張っていきましょう。
また合格への道では第一志望校に合格させるため勉強法を中心に受験サポートをおこなっています。 誰も気にしないけど重要な受験対策はこの合格への道でしか知ることができません。
ぜひ参加して一緒に合格へ向けて進みましょう。 お待ちしております!
合格への道とは?
勉強の根本である「勉強法」にフォーカスしてサポートを行い第一志望合格へ導きます。
偏差値を含む能力があるのに落ちる方がいます。
「合格への道」ではその不安を解消すべく完全サポート致します。
受験生の方だけではなく、保護者の方もご一緒にお進み下さい。
受験物理SetUpとは?
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