大学受験の基礎固めで使える参考書はある？本当に必要なのか

参考書選びに時間をかける必要はありません

まず念頭に置いておいてほしいことがあります。参考書は選ぶ必要はありません。 受験勉強は参考書が大切というイメージがありますが、参考書は実はそこまで重要ではありません。理由は３つあります。

基礎固めは学校配布のもので十分

まず基礎固めという点で見れば学校で配布されているもので十分なことがほとんどです。 高校にもなれば受験で同じ偏差値の人が集まるようになっているので、教材もその偏差値に合ったものを学校が吟味してくれています。何年もやっていればなおさらどれが良いのかわかっているはずです。

その内容も基本的に教科書同様で高校範囲もすべて網羅しているので学校の配布のもので全く問題ありません。

受験に使える参考書はだいたい決まっている

また学校で配られたもので満足いかないとしても、他に使う参考書もたいてい決まっています。

これについてはこの後詳しく教えます。

今では参考書は１科目に難十冊もあり、5～7教科それぞれ選ぶとなるとかなり大変ですよね。 しかも今なら参考書はだいたいどれを選んでもわかりやすいものになっています。 良い参考書というのはやはり広く長い間使われているのでそれを使えば無難です。

正直どれを選んでも同じです。

参考書はあくまで「辞書」である

参考書の使い方になりますが、よくある間違った使い方があります。 それは、参考書を教科書のように読み物として使うことです。

確かに参考書はわかりやすいもので、読み物なのは間違いありません。 しかし、ポイントは問題集をやった後の確認の時に使う「辞書」として使うのが一番効果的です。

参考書はわかりやすいのが逆に読んだだけでわかった気になってしまいます。 また学校の授業をしっかり受けていれば参考書の内容もある程度はすでに理解できているはずです。

ならば、問題集を解いていく中で解けなかったところやつい忘れていた内容を確認するために使った方が良いのです。

実際に大学受験に使える参考書

このように参考書は選ぶ必要がない、新しく探すのは時間の無駄であるというのが結論です。 しかし、これは非常に使えるのでおすすめというものはありますので科目別に非常に使える参考書（兼問題集）を紹介します。

数学は青チャート

数学は王道の参考書があります。「青チャート」です。

青チャートさえあれば中堅～難関大まで幅広く対応できます。 1問1問丁寧な解説があり、問題自体も比較的難しい問題なので問題集としても使いやすいです。 先ほど参考書は要らないと言っておきながらあれですが、これは持っておいて間違いないでしょう。

物理は受験物理SetUp

物理は本ではなくウェブサイトになります。「受験物理SetUp」です。 こちらは私が運営している物理に特化したサイトです。

宣伝のようになってしまいますが、それくらい他の参考書よりも試験に使えるノウハウが身につくと断言できる自信があります。

合格への道にご参加いただいた方にはすべての内容を完全無料で公開しているのでぜひ物理が苦手な方は合格への道にご参加ください。

化学は「受験化学テクニック塾」

化学もウェブサイトになります。「受験化学テクニック塾」です。 受験化学に特化して試験で使えるノウハウを教えてくれるサイトです。

こちらはわたしも受験期に利用していたのですが、今までの勉強が何だったんだ思うような内容が数多くあります。

化学が苦手という受験生はかなり多く、知らなかったという人はぜひ一度このサイトをみて勉強してみてください。

英語は「ごく普通の外国人・がっちゃん」

最後に英語ですが、こちらはYouTubeになります。「ごく普通の外国人がっちゃん」というチャンネルです。

こちらはテーマが「英語戦死者を救う」というものでして、内容も多くの人がつまづいた文法など基礎的なところをとても面白い視点でわかりやすく教えてくれます。

動画自体もテンポが良く笑いありの動画で非常に面白いです。

また発音についても教えてもらえるので、普段の勉強ではほとんどしないであろう発音の勉強もできます。

ぜひ英語が苦手という方は見てくださいね。

大事なのは思ったことは徹底的に調べること

今回見ての通り、参考書は良いものが多く、特にウェブサイトやyoutubeといったものも多く出回っています。

これらはすべて「辞書」のように使っていくことを忘れないでください。

何か気になる点があれば既存の参考書、ウェブサイト、youtubeといったようにいろいろ調べてみて納得できる情報を集めていくようにしましょう。