【大学受験】暗記が苦手な高校生へ。暗記が得意になるたった１つのこと
「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。
こんにちは。合格への道です。
高校の勉強をしていくと内容の多さ、濃さに驚くと思います。 その分覚えることも多く、暗記力は大学受験において点数に直接関係してきます。
しかし、その暗記が苦手という高校生はとても多いです。 ただ暗記はちょっとしたコツをつかむことで誰でも簡単にできるようになります。
今回は暗記において重要なことを解説していきます。
暗記が苦手な人の特徴
まず暗記がなぜ苦手なのか、これは「覚えること = 丸暗記」だと捉えているからです。 覚えることと丸暗記は異なります。
丸暗記に頼ると忘れやすく応用もしづらい
丸暗記は教科書や本などの内容をそのまま覚えることです。
- 公式：文字通り覚える
- 単語：文字通り覚える
- 解法：文字通り覚える
このようなあらゆるものを字面通りに覚えようとすると確実にパンクします。全てを暗記することは絶対にできません。
また、そのまま覚えようとするといざ問題を解くときに少しひねった応用問題内が出てしまうとすぐに手がとまってしまいます。
覚えることとは理解をすること
覚えることは内容を理解するということです。
- 公式：なぜその公式が成り立つのか理解する
- 単語：語源を調べたり、実際の文でどう使われるか理解する
- 解法：なぜその考えに行きつくのか理解する
内容を理解できていると自然と公式などが頭に入ってきます。 また、暗記は忘れたらそれまでですが、内容を理解していれば忘れても思い出しやすくなります。
さらに、理解が深まっていると応用問題にも対応しやすくなます。
理解するのに必要なたった一つのこと
暗記ではなく理解することを徹底することで自然と高校の内容についていけることがわかりました。
しかし、その理解が難しいというのが多くの高校生の悩みです。 確かに高校の内容は範囲も広く濃いですからね。
ですが理解するためにこれだけ意識すればいいというコツがあります。
それは「自分ごとのように内容を落とし込む」ということです。
覚えられない（理解できない）のは他人事のようにとらえるから
例えば自分の趣味に関する話であれば何でも覚えられますよね。 他にも部活をしている人であれば、もっとうまくなりたいという気持ちさえあれば知らなかったことやテクニックなども取り入れることができます。
しかし、全く興味のないことに関しては全然覚えられませんよね。
高校の勉強も全く同じです。 教科書の内容を「教科書のまま」覚えようとしても面白くもないし、ただただ難しい文章を眺めるだけになってしまいます。
教科書や授業の内容を「自分ごと」に変換することが重要です。
自分ごとに落とし込むコツ
では具体的にどのようにすればいいでしょうか？ これにはいくつか方法があり、また教科によっても異なります。
- 身の回りのことで関連付ける
- 自分の言葉で説明し直す
- 雑学として調べてみる
例えば「歴史」を考えると、過去の事件、法律、制度などが実は現代に生かされているということが多いです。 歴史を「その時代のこと」として暗記しようとすると膨大ですぐに忘れます。 しかし現代、つまり自分ごとのように関連付けると自然と頭に入ってきます。
「数学」でも同じです。確率などは身近に例えることもできますし、パラドックスも多く調べてみると面白いと感じることも多いです。
自分ごとにすると興味が沸き、物事を理解しやすくなります。
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