【理系】大学受験における科目別ごと勉強法は?元早稲田生がポイントを教えます!
「合格への道」運営者。現役で早稲田大学に合格し大学時代に学年トップ10に入る成績を修める。高校物理に特化したサイト「受験物理SetUp」を大学時代に作り、毎年30万人以上に見られる巨大サイトに。
こんにちは。合格への道です。
大学受験、特に理系は各科目の内容が濃く、科目別に勉強法を考えなければいけません。
また使うべき参考書や問題集も気になりますよね?
そこで今回は科目別におすすめの勉強法、そして参考書や問題集を教えていきますね!
理系科目全体で共通する重要なこと
まずどの科目でも共通することがあります。 完全な暗記に走ることだけはやめてください!
- 数学の公式や問題集の解法を丸暗記
- 物理の公式や問題集の解法を丸暗記
- 科学の公式や問題集の解法を丸暗記
けっこうこのタイプの受験生は多く、また暗記を進める先生がいるのも事実です。
もちろん暗記すべきところはあります。公式は一瞬で思い出せないとまず受かりませんから。
しかし、公式も解法も丸暗記ではちょっと変わった問題や応用問題に対応できなくなります。
どの科目でも「理解」がまず前提にあることを意識しましょう。
ではここから各科目ごとに見ていきましょう!
大学受験数学の勉強法
高校数学は非常に難しいです。単純に内容が理解するのに大変というのもありますが、他にも理由があります。
- 計算量が多い
- 問題が抽象的
数学の勉強をする際にはこの2点をしっかり抑えた勉強法を考えるべきです。
計算ミスを減らす方法を考える
計算量が多いということは計算ミスが多くなるということです。 計算ミスを減らすためには以下の意識しましょう。
- 計算が合うまで何度でもやり直す
- 計算が楽になる裏ワザを知る
- 過程を丁寧に書く
計算は訓練ですので、合わないなら合うまで何度もやりましょう。
また、複雑な計算が簡単になる方法は調べるとたくさん出てきます。その方法を知って使ってみるのもおすすめです。
また、過程をしっかり書くことで計算ミスしたときにどこが間違っていたかがわかりますし、検算もしやすくなります。
ぜひ計算の際はこれを意識してみましょう。
抽象的な問題は予測を立てる
また、大学受験の数学は難関大になるほど問題が抽象的になりがちです。 抽象的になるということは、さまざまな分野の内容を組み合わせて取り掛かる必要があるということです。
なので短い問題文から、「最大値の問題だから2次関数か微積を使えばいいかな。また円の問題だから三角関数が関係してきそうだな。」のような予測を立てて解く訓練をしてみましょう。
そして数学はとにかく考えることが重要です。賛否両論ありますが、私は1問に何時間もかけていいからできる限り考えるべきだと思っています。
あらゆる手段を考えても答えが出てこないときに解法を見るくらいの気持ちで取り組むと思考力がグンと上がるのでおすすめです。
おすすめの参考書
- 青チャート
- 理系数学の良問プラチカ(数Ⅲ)
青チャートをしっかりこなせば基本事項の理解はもちろん、応用問題にも対応できるようになります。
それにプラスして難易度高めの良問プラチカを使うことをオススメします。 とくに数Ⅲのプラチカが非常に難しいですが
大学受験物理の勉強法
物理は基本さえできれば数学や化学と比べて一番点数が安定する科目です。 物理では「核となる解法を理解すること」。 これさえできれば満点も夢じゃないです。
核となる解法を理解するためにやるべきこと
その「核となる解法」は受験物理SetUpで扱っております。これは私たち合格への道が物理に特化したノウハウを教えているサイトです。
これを隅々まで読み込んでいけば間違いなく点数が上がる自信があります。
- 基本的な公式の意味を理解する
- 問題でよく使う考え方(核となる解法)を理解する
- 実際に問題で使ってみる
これを繰り返し行うことが重要です。
おすすめの参考書と問題集
- セミナー物理
- 名問の森
正直問題集はなんでもいいです。上記サイトで学んだことを実践できるものであればどの問題集を使っても構いません。 特にこだわりがなければこの2つを買ってみてください。
大学受験化学の勉強法
「化学は暗記」と考える人が少なくありません。確かに他の理系科目とくらべれば暗記量は多いかもしれません。 しかし、問題集を何週もして解法を覚える方法はやめましょう。
物理と同じで核となる解法があり、それをわかっていれば何の問題もないわけです。
おすすめの参考書と問題集
暗記に頼らないために、私は化学受験テクニック塾をおすすめします。 これさえ使っておけば、他の参考書は要らないですね。
問題集も何でもいいですが、以下をオススメします。
- リードα
- 重要問題集
大学受験英語の勉強法
大学受験の英語はやはり長文読解を攻略することです。長文読解で問われることは主に2つです。
- 和訳問題
- 内容一致問題
和訳問題の勉強法
まず単語、文法、構文の基本は抑えておかないといけません。 それに加えてもう1つ重要なことがあります。それは文脈から判断することです。
長文読解での和訳問題は、単語の意味が文脈によって変わることもありますし、単語がわからなくても文章から推測もできます。
なので勉強の仕方として、長文を読む際に和訳が難しそうなところをピックアップして実際に和訳してみるのが良いですね。
長文読解全般の勉強法
また長文読解問題をやったときに必ずやってほしいことがあります。 それは、その文章の背景知識を身に着けることです。
例えば、「移民」の長文を読んだらその内容をそのまま知識として覚えたり、少し詳しく調べたりしましょう。
すると本番で移民のテーマの問題が出た場合、英語が読めなくても文章を理解することができます。
実際私も経験がありました。早稲田の試験の1週間前に移民の長文を読んで、それにすごく似た内容が本番で出ました。
長文を読むときは問題を解くのも大事ですが、読み物として扱うことも重要です。
おすすめの参考書と問題集
- 図解英語構文講義の実況中継
- Rise構文解釈
- やっておきたい英語長文シリーズ
上二つは構文解釈・和訳に特化した参考書でやっておきたい英語長文は名の通り長文読解用です。
上二つで和訳に慣れて、やっておきたい英語長文で長文+読解に慣れていきましょう。
根本にある勉強法は合格への道で
いかがでしたか? 今回はあくまで教科別のお話をしました。 ただ、これはあくまで科目ごとに点数を伸ばすための勉強法です。
大学受験はもっと複雑です。 環境づくりや、大学の特色や問題の傾向などの情報収集も必要になってきます。
これらをサポートをしていくのが私たち合格への道です。
誰も気にかけないけど重要な内容がここに詰まっています。 一緒に合格へ向けて進みましょう!
それでは!
合格への道とは?
勉強の根本である「勉強法」にフォーカスしてサポートを行い第一志望合格へ導きます。
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